2026/06/30 21:18

こんにちは、スロース店長のミチノです。
突然ですが、皆さんは最近話題になったお菓子の「白黒パッケージ」をご覧になりましたか?
中東情勢などによる原材料(ナフサ)不足から生まれた限定パッケージだそうです。

最初は「地味だな」「お葬式みたい……」なんて不評の声もあったようですが、漫画家さんや絵の上手な方がそこに独創的なイラストを描き込んでネットでバズっているのを見かけました。

「これは楽しそう!私もちょっと落書きしてみよう」
と思い立ち、さっそくスロースのキャラクター「ナマケモノのろこ」が、コーヒーとかっぱえびせんを美味しそうに食べているイラストを描き込んでみました。
これが想像以上に描くのが難しかったです!
「ブラジル」のコーヒーをイメージして描いたのですが…なんかカオス(笑)


でも、描きながらふと、疑問が湧いてきました。
「私が昔から愛してやまない『かっぱえびせん』って、一体どんなコーヒーと一番合うんだろう?」
気になったら試さずにはいられないのが珈琲屋の性。さっそくでペアリング検証を始めてみました。

◆ 運命の出会い:ブラジル中深煎り

色々なコーヒーで試してみたのですが、一口飲んで素直に「あ、これは美味しい!」と確信したのが、圧倒的に【ブラジルの中深煎り】でした。

ブラジルの中深煎りといえば、ナッツや栗、キャラメルのようなこっくりとまろやかな味わい、香ばしいボディ感、そして穏やかな酸味が特徴です。
これをかっぱえびせんと合わせると、お互いの良さが喧嘩せず、本当に心地よいハーモニーを奏でてくれます。
コーヒーの香ばしさとえびせんの生地の香ばしさがピタッと寄り添い、まろやかなコクがエビの程よい塩気を優しく包み込んでくれるような、抜群の安心感がある美味しさでした。
ちなみにコロンビアやエチオピアの中深煎りでも試してみたのですが、「まあ、悪くないな」という印象。
やっぱりブラジルの包容力は格別です!

◆ なぜブラジルが合うのか?成分で紐解くヒント

ここで少し、焙煎士らしく成分の視点からも考えてみました。
 かっぱえびせんの美味しさの正体は、天然のエビを丸ごと生地に練り込んだ「旨味と塩気の塊」です。
  • 旨味成分:グルタミン酸(エビの濃厚な出汁の成分)
  • 香り成分:生地を煎ったときに生まれる、スナック特有の香ばしい「ピラジン類」
ブラジルが持つ「焙煎による心地よい香ばしさ(焦げの成分や苦味)」が、えびせんの「ピラジン類(煎った香ばしさ)」と完璧に同調し、穏やかなコクがエビの旨味をそっと引き立ててくれるのかと。

皆さんもぜひ、お家で「かっぱえびせん×ブラジルペアリング」を試してみませんか?
お家でのコーヒータイムが、ちょっと楽しくなること間違いなしです。
試してみた感想は、ぜひお店のカウンターで聞かせてください♪

読んでいただきありがとうございました^^